現在、最新の情報である2020年(10月の数字)に邦人が多かった国を外務省が公開しているデータから要約したものがこちらです。
米国に海外在留邦人の31%が在住しており、2番めに邦人人口が多い中国と合わせると4割を超えます。次に滞在人口が多いタイと豪州は日本にとってはそれぞれ資源供給や製品・部品の生産基地として重要な国であり、駐在員やその家族も多く、納得の数字ですね。
1. 米国 44万4千
2. 中国 11万6千
3. 豪州 10万4千
4. タイ 7万9千
5. カナダ 7万5千
6. ブラジル 5万
7. 英国 6万6千
8. 韓国 4万5千
9. ドイツ 4万5千
10. フランス 4万1千
* 千人未満は四捨五入、単位は人数
ただ、海外に進出している日系企業の多い国のランキングトップ10は別物で、生産拠点になっているアジアの国が多く入っています。日本人が多い国でも、留学生が多い国や駐在しているビジネスマンが多い国、リタイアしたシニア層が多く長期滞在している国など、同じ日本人が多い国でもそれぞれ傾向がありそうですね。